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2007年09月29日

オランダ植物点描(12)-Plant Scenes in Holland

NPO法人栽培植物分類名称研究所理事長 大場秀章

アオサ~アッケシソウ~ホロムイソウ~シバナ~ヨシ~
サンザシ~ナナカマド~サバクグミ~グミ属~ハマナス~
ツュンベルク~ファン・ロイエン~アジサイ

12.ハマナス
 閑話はこのくらいにして植物のことに話を戻したい。今回のオランダ滞在中の、まだ7月の熱波が多少残る時分に、オランダ北方に連なる島のひとつ、アメラント島の旅行に誘っていただいた。西からVlieland、Terschelling、Ameland、Schiermonnikoogという比較的大きい4つの島とさらにいくつかの小島からなる群島はWaddeneilanden、すなわち「ワッデン海群島」と呼ばれる。その群島の中心に位置するのがAmelandアメラント島である。長さはおよそ27km、幅は最大箇所でもわずか8kmに過ぎない。人口は3500人と聞いた。多くは牧場で羊や牛を飼って暮しているが、暮しぶりは豊かそうにみえる。島へはフリースランド州のレーワルデンの北北東に位置するHolwerdからフェリーを利用して渡る。夏はオランダはもちろん、ドイツやスカンディナヴィアから長期にヴァケーションに来る人たちが多く、普段は静かと思われる島も賑やかだった。
 概ね東西に細長い島の南側、すなわち陸に面した側はどこまでも遠浅の水面が広がり、それは海というよりも大きな湖水の岸に沿うように思われた。海岸は一度だけ段丘状になって、そこから海に向う傾斜地を降りていくと、まず礫混ざりの比較的目の粗い砂地があり、次第に長さ幅とも1mm前後の粒のそろった砂地へと変っていく。そして現在海水に直接洗われる部分は黒灰色をおびた細かいシルトになっている。ところどころに岩が露出していて、そこにはアオサなどの海藻が付着し、幅6cmほどになるカニが見られた。[2006年8月29日 ライデンにて →全文はこちら

*本稿の無断転載・引用はご遠慮ください。

投稿者 CULTA : 2007年09月29日 10:35

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