« オランダ植物点描(13)-Plant Scenes in Holland | メイン | オランダ植物点描(15)-Plant Scenes in Holland »

2007年09月29日

オランダ植物点描(14)-Plant Scenes in Holland

NPO法人栽培植物分類名称研究所理事長 大場秀章

イソマツ~ハママツナ~サラダ~ズッキーニ~キュウリ~
ブロッコリー~タマネギ~ニンジン~ジャガイモ

14.イソマツとハママツナ
 先週末はもう長い付き合いになる先生の新居に呼ばれて旧交を温めた。そこはライデンの東の郊外で、周囲には広大な保護林が広がり、12階の窓からはライデンはもちろん、遠くロッテルダムからハーグ、ハーレム方面までも望むことができた。4月に引っ越したばかりだという新居は新築の中層アパートだが、各階わずか3戸だけのスーペスのゆったりとした集合住宅である。しかも最上階の彼の部屋は中2階になっており、大きなベランダ付きである。およそ1kmのところには病院もあり、選択のひとつはあの病院だったと半ば冗談で言っていた。考えられなくもないが彼はまだその齢ではない。
 そこで出されたサラダにイソマツの1種(Limonium sp.)の葉を油で軽く炒めたものがあった。海に囲まれたオランダだから塩生地に適応した植物は種数だけでなく、量も多いことだろう。こうした塩生植物を食用に利用したことは十分に考えられることではある。同席したベルギー生れの植物学者もベルギーでも沿岸地方の人たちが食用にすると言っていたから、イソマツの1種を食べる習慣は広い地域に及んでいる可能性がある。これは今ではスーパーマーケットでも買えるそうである。例のマバレーの本を見たがこのことは書かれていない。[2006年8月29日 ライデンにて →全文はこちら

*本稿の無断転載・引用はご遠慮ください。

投稿者 CULTA : 2007年09月29日 10:38

コメント

コメントしてください




保存しますか?