植物分類表

3,600円


2,619属10,500余種名から引ける科・属辞書

大場秀章 編著
NPO法人栽培植物分類名称研究所 編集協力

本書「まえがき」より(抜粋)

 シダ植物、裸子植物、被子植物からなる高等植物(維管束植物)を分類体系の順序に従って配列したのが本書である。
 本書が採用した分類体系は、現在の植物分類学の水準を最もよく反映していると考えられるマバリー(D. J. Mabberley、2008年)のものである。この体系はクビツキー(K. Kubitzki、1990年-)を基礎に、分子系統学の立場から提案された見解(APG、2003年)を勘案して構築されたものである。ただし、この分類体系は、日本で普及してきたエングラー(H. G. A. Engler)の分類体系とかなりの相違点がある。
 そのため、利用の便を図る目的で、エングラーの分類体系での科名をカッコ内に示しておいた。また、エングラーの体系ととくに大きな変更が行われた科については、これを一覧として示し、若干の解説を加えた。さらに、分類体系への理解を深める目的で分類体系の考え方と体系の歴史的変遷を解説した。
 本書を通じて植物の分類上の位置への理解が深まり、研究や教育、社会生活に役立つことができれば幸いである。

NPO法人栽培植物分類名称研究所
理事長 大場秀章



最新の科・属のリファレンスブック。
エングラー以来、世界水準となっている新しい分類体系を徹底紹介、470科2,600余属10,000余種類を収載。
朝日新聞2010年3月21日科学欄特集記事「DNAをもとに植物の新しい仲間分け」で注目。
スギはヒノキ科に、スズランはキジカクシ科に分類。

国際栽培植物命名規約』姉妹本。

6大特徴

  • 470科2619属約10500種類を世界標準の新体系で配列
  • 新エングラー体系から半世紀、DNA解析を反映した「マバリー(2008)」に準拠
  • 最新の科・属の「学名」「和名」を網羅、属学名「かな読み」付き
  • 新旧分類の相違点 一覧&解説付き
  • 最新の属を構成する主な植物16000種を含む索引付き
  • 植物専門家からビギナーまで必携の書

内容

  • 本文:最新の植物分類体系に基づいて
    収録植物(2619属と約10500種類)を470科に分類掲載
    収載科 470科
    収載属 2619属
    収載種 約9400種(自生5600、帰化900、栽培2900)
    収載種類(亜種・変種・品種、栽培品種等を含む) 約10500種類・旧分類も明記
  • 全科・属に「和名」、属学名に「かな読み」を附す
  • 解説:植物分類体系の変遷の歴史、新旧分類の相違ほか
  • 索引:「学名索引」「和名索引」(科名・属名・種名・読み等を収録)

▼組見本

組見本
組見本

四六判 / 並製 / 568頁


早わかり『植物分類表』の使い方と概要

本書は、近年の分子系統学の成果による植物分類体系を日本で初めて「本格的に」紹介したものです。この体系は、植物進化の歴史をより正しく反映したものとして注目されており、本書では体系順に配列された470科に、2600余りの属、種や栽培品種など10000種類余りが分類されています。
この体系では、これまで「被子植物」の分類に用いられてきた「双子葉・単子葉」、あるいは「離弁・合弁」といった大区分が意味をなさなくなったことも大きな特徴のひとつです。
たとえば、植物進化の面からみると、単子葉植物は「原始的な双子葉植物」から派生したグループという位置づけです。アカザ科がヒユ科に合一されたり、ガマズミがスイカズラ科ではなくレンプクソウ科になるなど、慣れ親しんだ植物の所属科の変更もかなり行われており、その意味でも欠かせない参考書です。
欧米では新しい分類体系の紹介が進んでいるといい、世界の植物情報にアクセスするためにも、新しい分類体系に関する知識がこれから必須であり、本書はそのための格好な手引書です。[編集室より]

本書の紹介内容について

本書は最新の知見(DNA解析等)にもとづく「植物の科の分類体系」を日本で初めて紹介するものです。
その分類体系とは、昨年刊行された「Mabberley'sPlant-Book」(2008)で提示されたもので、本書はその分類体系に沿って、日本産の野生植物、日本の帰化植物、主要な外来の栽培植物などの「属」や「種」を分類し、日本の読者の使用に便利なように編集しています。

日本で初めての紹介となりますので、「属」の範囲の見直し(広義のサクラ属Prunusを、狭義のサクラ属Cerasusほかに細分するなど)や内容のチェックを慎重に重ね、今回の発刊に至りました。



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この商品は2009年02月10日(火)に登録されました。

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