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朝日新聞 紹介記事

サクラ図譜

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2010年5月1日 朝日新聞

「遺作のサクラ 咲き誇る」 教師・研究者 川崎哲也さん描く 精密な原画90点展示

全国でも著名なサクラ研究家として知られ、2002年に病気のため73歳で他界した旧浦和市の元中学校教師、川崎哲也さんが残したサクラの原画展が、1日からさいたま市中央区上落合2丁目の「ギャラリー書楽」で開かれる。専門家から「写真より精密」と評される絵は、ボタニカルアートとしても楽しめる。


原画展は、川崎さんの作品をまとめた「サクラ図譜」(アボック社)が3月に出版されたのを記念したもの。「江戸」「御衣黄」「関山」など、約40種90点に及ぶ作品を展示する。全体図だけでなく、花びらや葉、茎、種といった各部分の細密な図解が描かれている。

川崎さんは、宇都宮農林専門学校(現宇都宮大学農学部)を卒業。日本の植物学の父とされる牧野富太郎博士に師事した。 旧浦和市の中学校で理科や技術の教師を務めながら研究に打ち込んだ。特に栽培品種の分類や鑑定に尽力し、多くの新種を見つけて命名している。「日本の桜」を出版するなど、急逝するまで数々の功績を残した。

原画は死後、遺族が膨大な蔵書や標本などの資料の中から見つけた。1949年から7年間に描かれたもので、中には一部しか彩色されていない作品も。それでも研究家からは「知りたい情報がすべてわかる」と賛されたという。

川崎さんは、吹奏楽の発展にも尽力した。市中学校吹奏楽連盟設立の中心になり、市内の中学生を集めた合同練習では、欧州のオーケストラで首席オーボエ奏者を歴任する渡辺克也さんらを教えた。

生前、川崎さんは自らのことを多くは語らなかった。葬儀には各方面から関係者が集まり、妹の新島依子さん(66)は「遺族も含め参列者は皆、多彩な才能に驚かされた」と振り返る。様々な顔を知ってもらおうと依子さんがまとめた追悼文集が縁で、原画の存在が知られ、図譜の出版に至った。

原画は保管が難しく、国立科学博物館に寄贈されることになっている。依子さんは「全部の作品を一堂に見る機会は少なくなるかもしれない。その前に貴重な絵を多くの人に見て欲しい」と話す。

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