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ヒトツバタゴの並木路造成を要望


1995年8月『花とみどり』岩手緑化研究会報 No.11 (P7~8)
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岩手緑化研究会

3月15日開催の総会に於いて、ヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃの木)の並木路作りを盛岡市に要望する事を決定したが、去る3月30日午前10時30分、次の様な要望書を太田市長に手渡し要望した。

太田市長は、「趣旨に十分に添う様、前向きで考える」と発言、要望書を受け取った。 当日は、毛藤会長以下、阿部、高橋(健)、女鹿、瀬川、紺野、菊池の7名が出席した。


要望書

盛岡市がかねがね大新町市営苗園で育成中の珍木ヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃの木)は、その数は100本を越えておりますが、現在、一つの苗園で、これほど多くのヒトツバタゴをまとめて育成しているのは、盛岡市だけで他には全く類例を見ないところであります。

ご承知のとおり、ヒトツバタゴはモクセイ科に属し、北米と東アジア(雲南・貴州・台湾・朝鮮半島の一部)に各一種、他には日本(木曾川流域と対馬)に一種と非常に少なく、隔離分布植物としても珍しい雌雄異種の落葉中高木です。6月上・中旬に薄く積った雪を彷彿させるように集まって咲く白い花は可憐で、特殊な景観をかもし出す稀に見る美しい花木のひとつであります。

よって私たちは、市が保有しているこの貴重な本種を、安易に街路樹に用いたり、単に珍しいということだけで散植したりすることなく、一括した形で並木路の造成に供用してそのすばらしい美しさを誇示していただきたいことを提言し、並木用樹木として全株を供用することを要望申し上げる次第であります。

平成7年3月30日

盛岡市長 太田大三殿

岩手緑化研究会
会長 毛藤勤治


(1995年3月30日 岩手日報 記事)

美しい並木道つくろう 岩手緑化研究会盛岡市に要望

白い花が密集し景観 珍木なんじゃもんじゃ

盛岡市などの植物研究、愛好者で組織する岩手緑化研究会(毛藤勤治会長)は、同市大新町の市営苗園に植えられている珍木「なんじゃもんじゃ」(ヒトツバタゴ)の並木道をつくろうと活動している。三十日は盛岡市に並木道の造成を要望した。

毛藤会長らが市役所を訪れ「ヒトツパタゴの木は白い花が美しく並木道や憩いの緑地のような場所ができれば観光名所にもなる」と述べ、太田大三市長に要望書を手渡した。太田市長は「珍しい木なので市としても前向きに考える」と答えた。

毛藤会長の調べでは「なんじゃもんじゃ」と呼ばれる木は全国に約三十本あり、樹種も多い。本県では盛岡市・岩手公園にあるニ本のヒトツバタゴが知られている。盛岡市は市営苗園でこのヒトツバタゴ約百本を植栽している。

ヒトツバタゴはモクセイ科の落葉中高木で樹高十メートルに達する。六月上旬ごろに白い花が密集して咲き特殊な景観を醸し出す。なぜ「なんじゃもんじゃ」と呼ばれるかは諸説があるという。

[写真:並未道造成を太田大三市長に要望する岩手緑化研究会の会員たち]


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