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心根付かぬ学校緑化

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1988年1月7日 岩手日報「持論」

潤いのある環境づくりと、樹木との触れ合いを通じて自然の大切さを学んでもらおうと、学校の校庭などに植え込まれた樹木が、土質を計算に入れない安易な植樹や植栽後の手入れが悪かった―などから枯死しているのが目立っているという。県緑化研究会と県緑化推進委員会が、十年前に苗木を贈って植樹した県内の小、中、高校二百八十九校を対象にアンケートした結果わかったもので、回答のあった二百五十六校の木のうち十年後の今 生育しているのは二四%だけ。つま り植えた木のうち四本に三本が枯てしまっていた。 回答校が十年前に植えた苗木はチョウセンゴシュユ、ハンテンポク、ハナキササゲなど千九百四十本に及んだが、千四百八十三本が枯死し、なかには植えたその年に枯れたものも多くあった。枯死した原因の追跡調査では、土壌が合わなかったり、日陰による湿度過多、病害虫、乾燥地のための水分不足などがあげられた。

この追跡調査の結果をみて残念でならないのは、樹木は植え込むときよりも植樹後の手入れが大事であるとの基本が教育現場に生かされなかったことである。もともと土質が合わなかったところや日陰に植える無神経さは、"育てる"という教育の基本を忘れたに等しい投げやりな取り組みだったとしか言いようがない。

植樹するからには、児童、生徒が所かまわず勝手に植えたとは考えられないし、教師の指導、指示で取り組んだに違いない。教師のすべてが植林の専門的知識を持っているわけではないだろうから、指導にも限界はあったろうが、「植えて育てる」思いやりがあれば、学区民の中から専門技術を持つ人を探して手ほどきを受けるぐらいの配慮をしたであろう。土質が悪けば土壌改良の方法だってあろうし、植栽後の確かな生育管理も、生長観察や自然愛護の重要性を学ぶうえで貫重な教材である。形だけの学校緑化ではなく、教育の原点を根付かせる精神を今後の植樹に生かすことだ。

(泉)


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