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第二章 種子の不思議

第二六話 芽生えのはなし

不可欠な温度と水と空気と光

種子は最適温度を感じて活動をはじめる
明るくないとダメ、暗くないと発芽しない種子もある


ある年、テラスのプランターでチューリップの芽生えを見つけた。寒い日もあったけど、暖冬なのだなと感じた。3月6日は啓蟄。冬ごもりした虫が上からでてくる日といわれるが、今年はチューリップがいち早く春を告げていた。

芽生えは英語でシードリング、種子から発芽しての幼植物をさす。国語辞典では〈もえでた芽、種子から生えること、実生〉とあり、転化して物ごとの起こりはじめ、愛情の芽生えなどにも使われる。

植物の芽生えを見ると思わず春の息吹を感ずる。息吹という言葉の響きは快い。生活している、生きているあかし、という深い意味がある。長い冬をじっと息をころしていた生物が呼吸を力強く始めたということであろう。

芽生えにとって、太陽の光や空気がいかに大切かを知って欲しいと思う。温度も芽生えの条件だ。木や草花の種子はそれぞれ適当な温度があると活動しだす。例えば、パンジー、キンギョソウ、プリムラなどは15~20度、ケイトウ、ホウセンカ、ヒマワリ、マツバボタン、ヒャクニチソウは25~30度の範囲が芽生えの最適温度という。春は種子まきのシーズン。早まき、遅まきの目安になる。

種子をまいたとき、水を注ぐことは誰でも知っている。乾いたままではなかなか芽生えない。種皮を通して水を吸って初めて生活を始める。そして、空気に触れて呼吸しながら養分を消費したり、蓄えたりして生長する。芽生えの初期生長は子葉や球根などの養分を一方的に使う。ところが、ダイズの芽生えなどをよく見ていると、双葉が光に当たると緑色になる。葉緑素と水と光、空気中の炭酸ガスとで養分の製造を始めているのだ。

最後に光との関係。種子の中には明るいところでないと芽生えない明発芽の種子と、暗くならないと芽生えない暗発芽の種子とがある。明発芽はタバコ、チシャ、キンギョソウ、サクラソウなど覆上を全くしないか、ごく薄くする。暗発芽はトマト、ヒャクニチソウ、ハゲイトウ、球根のフリージアなどで覆上して暗くすること。

よくある質問に「なかなか芽生えない」というのがある。これは未熟か、古いか、あるいは種皮が硬いか、水を吸いにくいのが原因だ。ダイズなどの大きな種子は一晩、小さい種子は1~2時間水につけてからまくとよく芽生える。ハス、ツバキなど硬い種子は種皮の一部を傷つけるか、ヤスリでこすると、水を吸いやすくなる。アサガオの種子は採りたては軟らかいが、乾くと硬くなるので、ナイフで傷つけて芽生えをしやすくするとよい。

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