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「鎌倉を大植物園に……」植物談義が始まった

1983年5月7日 鎌倉朝日
1983年5月7日 鎌倉朝日

《情況》鎌倉の団体客が東京ディズニーランドに喰われはじめているという。とくに修学旅行に目立った現象と聞いた。ある見方をすればこの情況は、鎌倉人にとって、自然と風土を見直すための好機会と言えないことはない。

《提起》「鎌倉を大きな植物園と捉えたいと想うが、どうだろう」二ヶ月ぶりに現れた彼はいきなりこう切りだした。高校で造園学を教えるかたわら、植物画を描いている彼は、ここアボック村にやってくる常連である。「まだ骨組みがあるから、やり方次第では日本一の緑の街に…」というのだ。いつもの植物談義が始まった。

《対話》「ここにはまだ山や森や林がある。こんな理由から鎌倉人になった人が割合多いんじゃない。だが、ある日突然、山の向こうにひょっこり家が顔を出している。よく見ると山のあっち斜面もいつの間にか宅地化されている。そんな感じで自然がなくなっていることに気付く。俺の診断では、鎌倉の地は生態系バランスは総崩れ情況で、相当の重症だ。山はほとんど保水能力を失っている。ここの湧水もむかしは水がどっと吹き上げていたという話だった。」
「うん、だが、一般には、お寺さんの大きな樹やスイセン、アジサイの花をみて、まだ自然がある……という認識だ。鎌倉は川がない街だから、山が水を失ったらもうとりかえしがつかない」
「森ってなんだろう、という議論がほしいな。エコロジー(生態系)的にはいろいろあるけど、物理的には樹齢六十年以上の木々が群生しているところといえる。少しは残っているかな。この木々を将来の植物園構想の骨格にする」
「目印を付け、何があっても伐らないという条例をつくる。現在ある法規制の強化、見直しも必要だ」
「所有と保証問題の目途がつけば、やってやれないことはない」
「土地も自ら進みでた所有者は、個人法人を問わず名誉市民、名誉法人という制度も悪くない。欧米によくあるケースでやはり善意の部分はきわめて重要だ。まず破壊と崩壊を防ぐ。そして人づくりだ」
「人づくりというと、何か政治向きの人をつくるみたいでいけない。人間づくりといってほしいな。それも子供たちから。カエルやトンボと遊び、草遊びができる子供。皆いっしょに生きているってことを、どうしても伝えたい」
「鎌倉には有識者が大勢いる。これはすごい財産だ。植物園構想をまかせるに足る人物を選んで、しっかりした市民グループをつくる。行政は異動や定年が多いから、原則としては大構想には不向きだ。この場合、市民結社の法がよい」
「これを実現しただけでも全国初のケースだからたいしたもんだ。市民パワーとしてではなく、市民との共存関係で把みたい」
「実現には何年位かかるかな」
「ざっと百年とみたらいい。子供たちや森を育てるには三世代は必要だ」
「えっ、百年だと」
「まあ、うまくいって六十年。三十年位で、ここも湧水も吹き上げてきてほしいもんだ」
「造園の興味からすると、植栽に力を入れたいな。どんな木を入れこんでいくかをね。海岸をかかえているから単純にはいかない。シイ、カシ、ツバキなどを主体とした現植生も、うす暗くて、あまりいただけない」
「ふつう植栽計画は三段階で把えるが、もっと柔軟に考えたい。海岸林、住環境と近隣公園、そして広大な自然公園、これらが線でつながり、やがて大きな植物園となっていく」
「つる植物を生かし、自然舗石を敷く。庭や道を工夫しながらつくる作業は、住民の楽しみになる」
「植物とのふれあいをどうつくっていくか…このテーマはアボック村で今やっていることだね」
「うんうん、このノウハウについては一晩語り明かしてもつきない。植物の名前を覚えて植物と仲良しになっていくことが全ての出発点になる」
(植物の本とラベリングのアボック社社主)


木と仲よくするための「樹の本」

「木とのつきあい方を知りたい人のために」とアボック社が専門家の監修を受けて編集した「樹の本」が、発行元、財団法人・サンワみどり基金(渡辺忠雄理事長)から郵送料を送るだけで、無料で送ってもらえる。

この本は発行してすでに二十四万部無料で配布され、今度続編が発行され、十二万部印刷された。

前編は、木の名前を覚え、親しんで貰うためで、約四百五十種の樹木をオールカラーの写真入りで解説している。続編は園芸品種約二百五十種を収録している。

本のサイズはB6変形、前編は一二八頁、続編は一四四頁。


母の口ぐせ「身体だけは……」

二十歳。肉体は頑健だった。爾来、無頼をきめこんで生きてきた。友にも、酒にも、仕事にも。生来ぶきっちょな自分が判っていたから、時間と量をかけてこそとばかりに、不摂生の限りをやってきた。

不惑の歳。それでも変わらぬ日常。当然の如く、体内のあちこちから不調和音が聞こえてきた。呆れ顔の母。「身体だけは…」-母の口から、かつて自慢気について出たこの言葉は、いつの日からか消えてしまった。(アボック社社主 毛藤圀彦)


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