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今10月より、ラベル設置方式が大幅に変わります

1994年7月15日 ABOC通信(No.20)

機能充実、省力化、補修性を徹底追及!特許出願2件、意匠登録2件の新規製品になりました

アボックラベルがイメージチェンジいたします。当社では、社業20年を契機として、将来技術の見直しの中で、長年の懸案であったラベル設置部の改良開発をすすめてきましたが、このほど3つの新部品の開発にこぎつけ、今10月より実施することになりました。いずれも特許2件を出願する新規な考案です。また、従来の部品がそのまま使えますし、価格も変わりませんので、皆さまのご認可をいただきながら、すみやかに移行していきたいと存じます。

アボックラベルのイメチェンの第一弾!

どうぞよろしくお願いいたします。

開発改良のポイント

開発改良のポイントは3点にしぼって行いました。

一つめは、プレート角度自在の新継手の発売(ナイスジョイント)。現在、固定型であるプレートの角度が、この新継手の利用によって、90度内で自由になります。

二つめは、穴を掘らないでポールが“抜けない、回らない”新アンカーの発売(矢羽根アンカー)。現在、穴を掘った中にL型ポールをコンクリートブロックをかませて固定していますが、、これは穴を掘らないですむ画期的な考案です。

三つめは、幹に装着するスプリング受部の改良(ワンタッチスプリング)。現在、接着剤を利用し、スプリングを丸い受穴に押しこんで固定していますが、今回は、新しい半円形の受部にワンタッチで差し込むだけ。これで接着剤がなくともはずれることはありません。全く新規な考案なので、当社の全てのプレートにこの機能を実施することになりました。

詳細説明

  1. ナイスジョイント(角度自在継手)

    現在の継手は丸い形状で、立看板式樹脂ポールに差し込むものです。ふつうはこれを垂直に設置しますが、角度をつけたい場合は、上端を30度に曲げた樹脂ポール(支柱)を使います。

    これに対して、今回のナイスジョイントは、継手自体が可動して垂直から90度まで、前後に首を振ります。取り付けには、まず樹脂ポールの上部にそのまま差し込み、次にラベルを差し込んで、一番見やすい角度で固定します。

    このように、見やすい角度を現場で選べる機能をもった新しい継手です。もちろん、角度が決まったのちに、その角度を固定したい場合には接着剤を塗布します。

  2. 矢羽根アンカー(新アンカー)

    現在の立看板式樹脂ポールでは、穴を掘って、これにブロック等をかまして固定しますので、設置に大変な時間と労力がかかります。穴を掘らないで簡単に設置する方法はないだろうか?

    その結果考案されたのが、この矢羽根アンカーです。

    この矢羽根アンカーにより、設置の手間が大幅に短縮されました。これで、抜け防止、回転防止の両方の機能を兼ね備えています。

    ナイスジョイントと矢羽根アンカー共に従来の樹脂ポール80㎝と40cmに使用できます。そして今回、新発売するステンレスポール(外径13㎜)も80㎝と40cmにも対応できるようになっております。

  3. ワンタッチスプリング幹装着

    現在のスプリング装着方法は、ラベルベースの裏面の突起に接着剤を塗布して差し込むものです。少し時間をおかないと差し込んだスプリングが抜けてしまう、いたずらにあった時にスプリングの取り替えが難しい等、いくつか設置方法に関するご意見がありました。その結果、開発されたのが、今回のワンタッチスプリング幹装着です。

    このワンタッチスプリング装着は、ラベルベース裏面の半円突起部分に、スプリングを“横から差し込む”だけで、はずれないという画期的な機能をもちます。このワンタッチ装着により、現在よりも設置がずっと楽になり、時間的にも短縮され、補修も簡単になりました。

全ラベルのベース部を改良します

ワンタッチスプリング装着方式や前述の自在継手とアンカーが容易に取り付けられるよう、目下WB-30、B-21、N-15、H-12、S-12、など全ABOCラベルのベース裏面を改良しています。しかし、現在部品はそのままご利用になれます。


矢羽根アンカー(矢羽根ストッパー付ポール)とナイスジョイント(角度自在継手)の設置方法

  1. 鉄槌を用意する。地面に直径30mmの鉄杭を80cmポールの場合40cm、40cmポールの場合20cm位の深さまで打ち込む。
  2. 打ち込んだ鉄杭を左右に揺り動かし6~7cm位の長楕円形の穴をあける。鉄杭はそのまま引き抜く。
  3. 矢羽根アンカーを2の穴に差し込む。木槌で軽く叩いて各深さまで打ち込んでいく。
  4. 穴に土を充填し、ポールの周囲を強く踏み固める。矢羽根アンカーが強力な抵抗体として働き、ポールは完全に地中に固定する。
  5. ポールの上部に角度自在継手を差し込む。(固定の必要があれば接着剤を塗布)、木槌で軽く叩いて挿入する。[ボール側面図]
  6. 角度自在部分に樹名板の裏面をスライドして差し込む。 [ラベル・ポール正面図]
  7. 樹名板の角度を決める(固定の必要があれば接着剤を塗布)。 [ラベル・ボール側面図]

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