公共サイン納品実績全国3.5万件・植物名ラベル納品実績全国500万枚。Abocは『環境サイン®』・樹名板のトップブランドです

この夏、ハス祭りが開催された7月26日から新しい試みがスタートしました。携帯電話を用いた新しいサービスで、「携帯で植物図鑑」と名づけました。植物のラベルに取り付けたQRコードを携帯電話のカメラで読み取るとインターネット上の植物図鑑に繋がり、詳しい説明や画像が見られるというものです。

それぞれの植物に詳しい説明がついているとよいのですが、植物園は屋外の展示ですから、解説板が風で飛ばされたり、雨風に耐えるものを作ろうとすると経費もずいぶんかかります。また、解説板がありすぎても、見た目が悪く、景観を邪魔します。美術館などでは音声案内のシステムがありますが、説明する対象の数が桁違いに多い植物園ではこのシステムの利用も困難です。そんなこともあって今まで実現しなかったわけですが、これまでの課題を携帯電話とインターネットを利用して実現する最新のシステムです。

このシステムを利用すると、例えば花の咲かない時期に来られた方もサラノキの花の画像を見たり、説明を読んだりすることができます。また、たくさんの解説板を作成するコストも不要ですし、情報の更新も簡単で資源の削減も可能です。現在はまだスイレンとハスのみですが、他の植物にも広げていきたいと考えております。

水の森に来られた時にはぜひ一度お試しください。ただし、電話の通信費は自己負担となります。前回の友の会の運営委員会でご紹介しましたが、みなさんQRコードの読み取りをしたことがないという方ばかりでした。う～ん…

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