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第五章 根の不思議

第六五話 根のはなし

地下の大黒柱

空中にも存在し、酸素の供給に励んでいます


根なし草とよく言うが、本当は根がある。あるいは他の植物に宿る寄生だ。基本的には植物が生きていくために、まずは根が絶対に必要とされている。根は、大地に張り、体を支えているという重要な役割をもっているからだが、それ以上に大切なことは、植物の生活に不可欠な水や養分をくみ上げて全体に供給しているという事実だ。

はじめは役割から説きほぐしていこう。大多数の植物は目に見えない土中に根系(根張りのこと。浅いものと深いものとがあり、種により異なる)を作り、支えの仕組みを持っている。そのいっぽう、空中にあって肉眼で見える根もある。気根といって土中と同じように支えの役目を果たすタコノキや、付着根といって壁や大木の幹に付くキヅタの根など。この気根は、支えのほかにわずかではあるけれど、空中の水分を吸収する働きがある。

さて、はじめの根なし草と呼ばれる一種に、熱帯産のフクロカズラ(ディスキディア・ペクチノイデス)というつる植物がある。葉は貯水細胞が発達した袋状で、その空洞の中には土中にあるような根が充満している。雨期に貯水細胞に蓄えておいた水分を、乾期に少しずつ吸収して体全体に供給し、次の雨期までの命をつなぐ役割を果たすのである。これは、地中に根がない場合が多いからネナシカズラといってもよいだろう。このように水とか養分をくみ上げる役割は、根がもつもう一つの大切な機能で、私達が植物を育てるという立場からみて絶対に知って欲しい事柄といえる。この働きが正常に営まれるためには、根毛に酸素が常に供給されることが大切だ。

例えば、芝の根を例にとってみよう。踏みつけられて固結した芝生は葉の緑も悪いし、はげたところは見られたものではない。これは適正な土壌空隙がなく、酸素の供給が途絶え、根毛が死を待つしかないためで、一刻も早く酸素供給することが必要だ。専門家は起死回生の手当てとしてコアリング(穴あけ)を行い救急処置をする。コアリングの効果は、酸素が流れこんだ穴に白い根が伸びだして、葉の緑にも生気がよみがえることだ。芝生だけではない。鉢物の表土や、庭木の根まわり、花壇の土の表面も軟らかく耕すことによって、根に酸素の供給が行われ、水や養分を吸収するという大切な働きを全うすることができる。

同じ手入れをするにしてもこうした根の働きを知っておくと、出来栄えまでちがってくる。

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