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第六章 植物生理の不思議

第八四話 植物と空気のはなし

空気を浄化しています

緑が失われれば、地球上の生物は生きていけない
汚染物質を食べてくれる観葉植物も強い味方


生物にとってきれいな空気、おいしい空気というのは、酸素やオゾンが多いということであろう。この酸素の供給をしているのが植物だということを忘れてはいないだろうか。流行の森林浴にしても、その効果は酸素プラス、フィトンチッドということである。

わが国は森林が多いからといって、安心してはいけない。地球全体で計測すると、1年に2千万haも減少していると、ある学者は警告している。その分だけ酸素が減ることにつながり、人類はもちろん、地球上の生物はやがて生きていけなくなるというのだ。森林といっても具体的には木の葉1枚1枚がガス交換を行い、酸素を空気中に吐き出している。つまり光合成で葉は炭素を求め、日光と水と、葉にある葉緑素との働きで二酸化炭素を吸収、代わりに生気あふれる酸素を空気中に供給しているのだ。

1枚の葉が行うガス交換量は、1日平均、葉の表面積分の高さ45mの円柱の空気に含まれる二酸化炭素と同量という。ちなみに、地上16kmの空気中には1立方cmあたり数10ヶの浮遊塵があると推定されていて、スモッグの多い都市の上空ではこれが数百万個に達するともいわれている。それだけにグリーンベルトや防音壁のフェンスの植物の葉群が、これらのほこりを吸収し、酸素を吐き出していることを考えると、もっともっと大切にしてもらいたいと思う。

かつて、アメリカの知人から聞いた話だが、バイオスフィアーⅡ(BiosphereⅡ)というプロジェクトがある。アリゾナ州に、大きなグラス(ガラス)ハウスを造り、中にミニの山、川、砂漠をつくり、植物を植えて、選ばれた男女4人ずつ計8人の人間を2年間住まわせる実験をしようという壮大かつ奇抜な計画だ。この間、外気はいっさい入れないというのである。(詳細は『ディスカバー』誌'87年5月号)。調べてみると、前例があった。1772年にイギリスのアマチュア化学者ジョセフ・プリストリーが、生長しつつある植物を容器の中に閉じこめ、別の容器にも同じく動物だけを閉じこめて観察したら、両方ともやがて窒息して死んだ。ところが、植物と動物とを同じ容器に入れて密封したら生きながらえたというのである。この実験を2百年以上もたった今日、スケールを大きくして再挑戦しようというのであろう。(その後、この計画は実行され現在も継続中ということである)

話題を変えて興味ある話を紹介しよう。

いつかの新聞で、ニューヨークからの観葉植物についての記事が載っていた。内容を要約すると、ポトス、スパイダープラント、ピースプラント、チャイニーズエバーグリーンの4種の観葉植物が、室内の一酸化炭素、二酸化炭素、ホルムアルデヒドといった汚染物質を。〝食べてくれた〟結果、室内空気の浄化に役立つことが実験的に証明されたというのである。家庭やオフィスで人気の観葉植物が、心理的に安らぎを与えているのはよく知られている。しかし、これからは科学的に人の生命までも守ってくれているのだということが常識になると思う。

空気というのは、目に見えないだけに、きれいか、そうでないかは吸ってみてはじめて分かる。浄化をしてくれているのは植物の葉だという仕組みが分かったら、空気に税金をかけて、花や緑に公共投資する時代がきてもナンセンスではないと私は思う。さもないと、21世紀には百年も待たずして、森林は大激減し、酸素供給はゼロになってしまうかもしれない。

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