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『北米インディアン悲詩』Eカーティス写真集 『森へ』Dキンゼイ写真集

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1984年2月10日 岩手日報

北米インディアン悲詩 エドワード・カーティス写真集 金関寿夫、横須賀孝弘訳

森へ ダリウスキンゼイ写真集 Dボーン、Rペチェック著 田口孝吉訳


盛岡市出身、神奈川県鎌倉市で「アボック社」を主宰する毛藤圀彦氏が、ニューヨーク・マンハッタンで、二人の写真集に出会い、六年がかりで発刊にこぎつけた。その思い入れの深さを示す豪華本である。

エドワード・カーティスとダリウス・キンゼイは、近年アメリカで高い評価を得ている。二人は十九世紀末から二十世紀初頭にかけて、主にアメリカの西部を舞台に活躍した写真家で、写真の初期い、単に肖像写真を撮ることだけでは飽き足らず、カーティスは白人との接触で“滅びゆく民”となりつつあったインディアンに、そしてキンゼイは原生林を伐採する木こりと巨木に関心を移し、ぼう大な数の写真を残した。

「森へ」は、森林伐採、開拓者の生活、森林鉄道の歴史的記録写真百八十五点を収録。アメリカでは一九七五年出版されて以来版を重ねているが邦訳出版は今回が初めて。「北米インディアン悲詩」は、インディアンの生活と文化の記録と写真百五十点を収録。アメリカでは一九六〇年代後半からこの成果が再評価され、インディアンの歴史的写真として今日最高の位置を占めている。

二つの写真とも、写真技術は抜群で、その写真はアメリカ西部開拓史を目のあたりにするようで楽しい。邦訳出版に当たった毛藤氏は「初めて出会った時。まさに衝撃を受けたが、これは、二人の写真が単にアメリカの西部開拓史、社会史の資料としての価値だけでなく、これを超えた民族の魂をささげる芸術、あるいは近代文明に対する強力なアンチテーゼなどを持ち合せているからだ」と語る。

(「森へ」はB4変型判、二七六ページ。「北米インディアン悲詩」は、同一七六ページ。)



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