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2人の米人写真家の邦訳豪華本を出版した毛藤圀彦さん

1984年2月17日 岩手日報
1984年2月17日 岩手日報

1976年、百合樹(ユリノキ)を見つけに北米・ノースカロライナを回ってニューヨークに行ったとき、衝撃的な写真と出会った。それがエドワード・カーチスの「北米インディアン悲詩」と、ダリウス・キンゼイの「森へ」である。この衝撃の強さからくる思い入れが邦訳出版を表現させた。

「アメリカのフロンティアがつぶしていったのは、森林もインディアンも同じで、アメリカの西部開拓史の資料というよりも、それを超えた″何か″を感じた」と本との出会いのころを語る。そこで何としても日本に紹介したいーと出版元に掛け合ったが「ラチがあかず、たまたま来日していた著者に直訴した。そうしたらそのほれ込み方に感心し、邦訳出版を許してくれた」と感激の表情はいまなお。八年がかりで出版を実現したのだから無理もない。

「アボック社」を設立して満八年。本来は植物名ラベルを専門に製作してきたが、金もうけ主義でなく、本物を出版したいと出版編集部門も設けた。これまで「日本地名索引上・下巻」「小笠原植物図譜」などを発刊したり、サンワみどり基金からの委託で「樹の本」などを出している。最近は植物園の設計も頼まれ、東京都練馬区グランドハイツ跡の住宅団地にモクレンだけの植物園を造ろうと知恵を絞っている。

「いろいろな意味の地球上の破壊が進んでいるなかで、緑の保全は重要な意味と役割を持っている。植物に深い関心を抱き、仕事にしているのも現代的意味を求めてのことだ」という。県の久慈農林事務所長を務めた父・勤治氏の感化も大きい。

「今後は、屋久島の植物図譜や日本の帰化植物などの調査と出版をしたい。台湾の植物についても、月一回勉強会をやっている」と植物関係の企画を披歴している。

≪自己診断≫女房にはわがままだと涙をこぼされたりするが、これだーと思ったらやってしまう。健康的に物を考える方だ。

盛岡一高を経て、40年神奈川大卒。50年株式会社アボック社を設立、社長。事業内容は植物にラベルをつける仕事7、出版3の割合。神奈川県鎌倉市岩瀬905。同年の三恵子夫人と二女。盛岡市出身、40歳。



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