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第四章 幹の不思議

第六二話 つるのはなし②

アサガオのつるはどっち?

右巻きか左巻きかは視点をどこに置くかで異なる
思わぬ〝ラセン問答〟に、植物に対する関心の深さがうかがわれました。


アサガオのつるは右巻き、左巻き?新聞で、前項の「つるのしくみ」をとりあげたところ、全国の多くの読者から投書や電話をいただいた。その大半が執筆者の園芸研究家・川上幸男さんのいわれる右、左は反対ではないか?という疑問や、「つるの巻き方を決める場合、何を基準にするのかは書いてありませんでしたが?」という質問だった。そこで、改めてこの問題を書いてみる。

私が分かりやすいと考えている植物学者・木原均説の「アサガオは右巻き」の理由について補足しよう。

別掲の図(第六一話 つるのはなし① 参照)を参考にしていただきたい。アサガオのつるが作るらせんは、図の木ネジのらせんと同じで、このらせんは上から見ても下から見ても同じ。同様にアサガオのつるを切って逆さに立てても、その巻き方は変わらない。木ネジは右利きのらせん形で、右へ回すと木の中へ進むことから、木ネジやアサガオのつるは右巻きである。これは、動物学、物理学、化学、工学などの分野での使い方と同じで分かりやすい。

動物学での貝の名前、普通の貝は右巻きだが、「ミギマキ……」とはいわない。ところが「ヒダリマキマイマイ」という貝は左巻きで、その巻き方はアサガオとは反対だ。他のサイエンスの分野でもアサガオのつるのようならせんを右巻きと呼ぶ。だからこそ、木原博士は30年も前に指摘している。

木原説を分かりやすく説明して、という声もあり、これには30年前同じ質問状を木原博士に出した筆者としては感慨無量であった。あの時は、筆者も疑心暗鬼そのもの。自分なりに他の科学の分野での扱いを調べるのに時間がかかった。その後、続々と木原説を裏づける事例を見た。あえて話題を投げかけたともいえる。

座右の植物図鑑を見ると、たいていはアサガオは左巻きと書いてある。つるの巻き方という、ものの見方にも別の見方もあるのだということを訴えたつもりだ。誤解しないでいただきたいのは、私はどちらが正しいとか、どちらに決めようかといっているのではない。大切なことは視点をどちらにおくかで両方の見方があり、それぞれに説明がされている。実体は一つでも表現が変わってくるという例がここにもある、ということが分かっていただければと思う。

興味ある方は次の本を一読して欲しい。『生物講義』(木原均著、講談社)、『自然界における左と右』(マルティン・ガードナー著・坪井忠二ほか訳、紀伊国屋書店)

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