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第四章 幹の不思議

第五九話 枝枯れのはなし

「サクラ切るバカ」とは限らない

枝枯れは光不足、温度不足も原因のひとつ
キワタの木は耐寒訓練で体を鍛えています


樹木の枝が枯れることを枝枯れという。梢や枝先に多いが、光線不足のために枯れる枝もかなりある。原因が病気の場合はダイ・バックといって、スギの枝枯れ病が好例だ。クリの胴枯れ病は急激に枯れる病気で、ブライティングという。樹皮が脱落して材質を露出し、亀裂、腐朽、枯死に至るものだ。

原因は病気だけではない。光不足、害虫、風、低温寒害などさまざま。「サクラ切るバカ」というのは枝を切ると切り口から水が入って腐朽しやすいということで、人為的原因だ。このような障害を受けたサクラは勿論、適正な剪定と処理が必要なことはいうまでもない。

熱帯の木が冬の低温障害による枝枯れを克服して、見事に生長している好例を見た。場所は福岡市植物園。

熱帯木はキワタ。英名コットン・ツリー(果実が熟すと真っ白な綿ができるため)、学名はボンバックス・セイという。ふつうは温室がないと栽培できないのに、ここでは戸外で7m前後に育っている。極めてまれだ。しかも3本もある。

さらに興味深いのが、枝枯れ生長。小苗の頃から寒害で枝枯れする度に代替の芽が生長して枝、幹になり、枯れた部分を覆っている。上部には枯れて朽ち果てた残りがあり、現在もこのサイクルで進行している。

傷痍ホルモンによってカルスができると、やがて傷面は覆われてしまう。好運にも植えられた場所の微気候条件がよくて、枯死に至らなかったということもいえる。しかし、寸余の機会を見逃さないで生きるという自然界の酷しさが読み取れるのではなかろうか。

この木は友好都市の広州市(中国)から贈られたという。温室の中に植栽しただけでなく、戸外にも植えたことが功を奏した。

現地では英雄の木と呼んで決して梢は切らないそうだが、温室内に植えられた方は梢が天井のガラスにつかえてばっさり切られていたのは皮肉だ。赤い花が年々よく咲き、来訪者の目を楽しませている。

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