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第一部:Ⅰ/Ⅲ

Ⅰ はじめに 渡辺健二の世界

大きい感化を与える先生
小学5年生 勝又良●先生 俳人 (※●は判読不明)
若くして入選句あり  松蝉や ねむたき声の こうわかな
惹かれて少々作句する
小学校6年生 富原義則先生 児童文学(綴り方)指導者
駿東文苑を定期的に刊行した
単行本『土の綴り方』刊行 この中に私の遠足の文の一部が掲載されている。
駿東文苑には原稿用紙18枚分の全文が載った

※先生の弟の富原薫氏は童謡“汽車、汽車 シュポ シュポ シュポッポ”の作者

紫の色=高貴 植物のムラサキ 富士にも相当多く自生 薬用としてミシマサイコと共に採集 
高価薬用であった。


Ⅲ 富士山の自生の状況と特徴

富士山に自生するギボウシ属は、オオバギボウシ・コバギボウシ・イワギボウシ・キヨスミギボウシの四種と、若干の自然雑種が分布している。

この中で最も量の多いのはオオバギボウシで、広大な原野や林辺などの陽地に生育し、その数は無慮数十億に達すると思われる。

このオオバギボウシの命名される基本標本の採集地は、富士山麓の山中湖であるのは、特筆したい。

オオバギボウシは陽当りの良い場所を好んで生育し、植林地などでは衰弱から枯死し絶滅し、林辺や路傍だけに残るようになる。

極めて強健な植物で、土壌の少ない溶岩流にも優先的に進出して他の植物に先んじて群落を作り、土気の殆んど無い火山砂地域にも実生苗が真先に生じるのが見られる。

ギボウシに魅いられて以来、広大な富士山麓のオーノッパラ(大野原)のオオバギボウシの群生地を、十数年に亘り毎年十余回も、その変品種の探索に力を注いでいる。

義弟や四人の息子達も行を央にし、これまでに恐らく十億を超える個体の観察を続け、相当数の優品の発見の成果が得られた。

富士山麓には戦前には三ヶ所の広大な陸軍演習場があり、現在は自衛隊や米軍の演習場として二ヶ所が残っており、ここは採草地や萱刈場としても利用するため、草原となっている。この草原が、莫な数のギボウシが温存される母胎となっているのである。

遙か彼方の陵線まで、花の色の淡紫に草原の色が変る雄大な景観は筆舌に盡し難く、とても日本の植生とは信じ難い程である。

このオオバギボウシの大群生や、個々の変異の多様さに惹き込まれて情熱を燃やしたい写真家榊原速雄氏の華麗な作品を通して、読者の方々もその景観の中に埋没することが出来るであろう。

コバギボウシは、矢張りこの草原の各所に小群落を作って生育しており、小形のため他の草の葉に埋れているが、花期には長い花穂を伸して濃紫色の美しい花を着け、その存在を誇示して人目を惹く。

植物の種の遺存は、隔離分布や花期の変化により、維持されて行くと云う。しかし、オオバギボウシとコバギボウシは混生しており、遅れたオオバと早咲きのコバが同時に開花し、雑交による自然雑種が沢山自生している。

この雑種は、両種の中間的なものや、何れかの母種に近い形があり、何れも両種の形質を幾分なりと備えている。現在のところ、この雑種群は、分類学的にも園芸的にも命名されていない。

富士山は比較的新しい火山で、溶岩や安山岩のため透水して乾燥しやすいので、イワギボウシの岩盤への自生は甚だ少ない。

深山帯のブナやイタヤカエデなどの落葉樹の樹幹や太枝に、苔と共に着生が見られる。

キヨスミギボウシの自生は、甚だ少ない。

(未完)

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第一部

Ⅰ はじめに 渡辺健二の世界 文:葛田一雄
Ⅱ 富士山の自生の群落から 写真:榊原速雄
  • オオバギボウシの大群落
  • オオバとコバの自然雑種
  • イワギボウシ 樹幹につく、地上
Ⅲ 富士山の自生の状況と特徴 文:渡辺健二
Ⅳ ギボウシの大群生を見た感動 文:毛藤圀彦
  • 自然の中の変異の帯化品なども
Ⅴ 岩壁のイワギボウシ 写真:榊原速雄

第二部

Ⅰ 日本産ギボウシの名称と園芸的分類
Ⅱ 園芸品種とその形態
Ⅲ 園芸品種紹介
Ⅳ ギボウシ文化史
  • A. 古文献
  • B. 近代(渡辺健二 ギボウシ歴)

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