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第4章 植栽設計資料篇:Ⅴ 熱帯花木が見られる世界の植物園ガイド

※ 各施設の情報は刊行当時のものです。

A●アフリカ

エジプト
001 アスワン植物園(The Plant Garden, Aswan)
アスワン
エレファンティン島とナイル川西岸のあいだのキッチナー・アイランドにある。研究を目的としてアフリカ各地の植物が集められ、島全体が植物園になっている。快適な散歩道もある。

カナリア諸島(スペイン)
002 ロタワ植物園(Jardin de Aclimatacion de la Orotava)
カナリア諸島テネリフェ島(Tenerife)
1788年にアメリカ、アジアから収集した植物の種子栽培を目的としてスペイン王チャールス三世が創設した伝統ある植物園。ヨーロッパ向けのバナナ生産で象徴されるカナリア諸島の温暖な気候条件が認められ、世界史に残る熱帯・亜熱帯産の経済植物や観賞用植物の実験植物園としての役割を果たした。現在、こうした古い時代からの植栽植物も少し残っていて、レクリエーション施設と共に楽しい植物園となっている。園を象徴する樹として、最も目立つカナリーヤシは見事である。また、この島の代表樹、シンボルツリーこと竜血樹(Dracaena draco)もすばらしく立派で、園の名物になっている。
003 ヴィエラ・クラヴィオ植物園(Jardin Botanico ‘Viera y Clavijo’)
カナリア諸島ロスパルマス
8:00~18:00(日曜・休日11:00~19:00)
1952年創立の州立植物園。25haの敷地に6,000種の植物が収集されている。主なコレクションとしてはカナリア諸島の固有植物、アフリカのアロエ、サボテンやチランジアなどの多肉植物、その他亜熱帯地域の島々の固有植物がある。どちらかというと教育的な施設で、専門家や研究者、熱心な植物ファンを中心にして年間8万人の来園者があるという。植物にはラベルが完備され、導入植物種についてはコンピュータでデータ化されており、必要な情報を引き出してくれる。
(海抜 250m、年間降雨量 275mm)

ケニア
004 ナイロビ樹木園(Nairobi Arboretum)
ナイロビ
7:00~18:30
ナイロビ川支流マソンガ・ワイのほとりにある。1907年植林用樹種の研究のため開園された。地元東アフリカをはじめ、各地の樹種約450種が集められている。特に固有種やアロエ、ユーフォルビアのコレクションが有名。近くには博物館もあり、原人の骨などが展示されている。市内の並木もおもしろいものがある。
(年間降雨量 855mm)

セーシェル
005 ビクトリア植物園(Victoria Botanic Gardens)
マエー島
ビクトリアの中心から車で約10分 6:00~18:00
無料
1901年の創設。山際の斜面に開けた植物園は、庭園風のたたずまいを見せる。地元特産の樹木や各地のヤシ類、色とりどりの花木や草花もある。このプララン島特産のフタゴヤシは必見。現地でココドメールと呼ばれ、世界的な珍種である。
この島の観光のお目当てのほとんどはこのココドメールといってよい。園内には他にセーシェル産の巨大な陸ガメや、果物を食べるオオコウモリなども飼育されている。

マダガスカル
006 チムバザザ動植物園(Parc Zoologique et Botanique de Tsimbazaza)
チムバザザ
首都アンタナナリボの南部チムバザザ
木・日・祭 8:00~11:00、14:00~17:00
無料だが許可が必要
1925年設立の国立の施設。標高1250m、面積約25ha。熱帯とはいえマダガスカル島のほぼ真ん中の高地にあるので涼しくて快適。植物園と動物園が一緒になった施設でやや斜面に位置し、低い谷筋に大きな池が設けてある。植栽してあるのはほとんどマダガスカル原産の植物で、池を巡る道にはホウオウボクの並木が木陰をつくる。タコノキやヤシなどのコレクションは立派。斜面を利用した大型のロックガーデンにはアロエ、ユーフォルビア、パキポディウムなどの多肉植物が見渡す限り広がる。池中にあるクワズイモのお化けのような形のティフォノドルム(Typhonodorum lindleyanum)の群落は圧巻。入り口近くにキツネザルの仲間を始めトカゲ、蛇などの動物舎がある。カメレオンは自然の状態で外の樹の枝をのそのそと歩いている。 自然史博物館的な展示施設もあり、恐竜や古代魚シーラカンスのほか、絶滅してしまったダチョウに似て巨大な走鳥aepyornisの骨格や大きな卵の標本には驚かされる。
(年間降雨量 1,350mm)

モーリシャス
007 キュアピプ植物園(Curepipe Botanic Gardens)
キュアピプ
24時間オープン
首都ポートルイスの南18km
1908年に国の森林保護局が創設した植物園で年間15万人が訪れる。敷地内は8haで、世界中から収集されたヤシを楽しめる。ユニークなヤシとして知られるトックリヤシHyphorbe amaricaulisがある。その他、モーリシャス特産の植物を収集展示している。
(海抜 550m、年間降雨量 3,000mm)
008 パンプルムース植物園(Royal Botanic Gardens, Pamplemousses, Mauritius)
ポートルイスより郊外へ北東10km
1729年に創設した小さな島の立派な植物園。インド洋の楽園と呼ばれるモーリシャス島の北部にあって年間25万の人が訪れる。歴史は古く、当初はフランス統治下で野菜園として発足し、その後イギリス統治に移り、国営の植物園としての機能を充実してきた。かつてはサトウキビやキャッサバなどの経済植物や、有用樹としてのヤシ類などの栽培実験が大規模に行われた。総面積26ha。現在はモーリシャス固有の植物を中心に、珍しい植物のコレクションで知られ、ドードーというこの島固有の鳥(すでに絶滅)が繁殖を手助けするという「鉄の木」や巨大なハス、オオオニバスの池、珍種のヤシなどがある。保有植物はいずれも立派だが、数は約750種と少ない。そのうちのヤシ科植物約80種が展示されている。このうち約25種はこの島の固有種という。モーリシャスはヤシの世界的宝庫である。
(海抜75m、年間降雨量 1,390mm)

南アフリカ共和国
009 キルステンボッシュ植物園(Kirstenbosch National Botanic Gardens of South Africa)
キルステンボッシュ
Rhodes Drive, New lands
ケープタウンシティーセンターから13km、車で15分
8:00~19:00(9~3月)、8:00~18:00(4~8月)
無休
入園料 大人R7
南アフリカ共和国の国立植物園の本園で、1913年にオランダの支配下で創立した。園の歴史は比較的新しいが、ここの植物園から南アフリカ原産の数ある植物群、たとえばユリ科、トウダイグサ科、ツルナ科、トウワタ科などの多肉植物や、グラジオラス、ワトソニア、フリージ ア、イキシア、ラケトリア、スパラキシス、ネリネ、オーニソガラム、アガパンサス、ハマエンシスなどの球根植物、そしてペラルゴニウムなどが世界に紹介された。こうした時代の流れを背景として、現在テーブルマウンテンを背にした約130haの広大な敷地に、南アフリカ産の 16,000種の他にケープ地方特産の植物約4,000種を集めている。また170haの自然保護区も持っている。ヤマモガシ科のプロテアやリュウコスペルマム、エリカ、ソテツ、ユーフォルビアなどの多肉類、球根、草花などが種類が豊富で珍しい。中でもソテツのコレクションは類を見ない。他にテロペア園、ギンヨウジュ園も広く林になっている。温和な気候で四季花が咲く。フレグランス・ガーデン、薬用植物園も見逃せない。標本館や図書などの売店、レストランもあり便利だ。12~3月の日曜日にはサンセットコンサートなどのイベントも催される。
火、土曜日の11:00からガイドツアーに参加できる(グループ及びスペシャルツアーは予約要)。
010 ステレンボッシュ植物園(University of Stellenbosch, Botanical Garden)
ステレンボッシュ
月~金 8:30~17:00、土 8:30~11:00
1925年開園。乾生地植物や多肉植物が主で、世界の珍奇植物として知られる「奇想天外」ことウェルウィッチア(Welwitschia mirabilis)などのコレクションを含め、メセンブライアンセマムやペラルゴニウムなど、およそ3,500種の植物が集められている。また、ヤマモガシ科の 1属1種植物のオロサムナス(Orothamnus)などの保護も行っている。
(年間降雨量 704mm)
011 ダーバン植物園(Durban Botanic Gardens)
ダーバン
市内から車で10~20分
4~9月中旬 7:30~17:15(夏は閉園時刻が30分延長)
無料
ダーバン市立で公園部に属する。歴史は古く1849年の設立。南アフリカにのみ原産するソテツ類は全てここで見ることが出来る。自慢の植物はラン、パイナップル科の植物、ヤシ類。ランは750属18,000品種があるという。園内はメンテナンスが良く、造園的にも優れ、市民のレクリエーションと社会教育の役割を立派に果たしている。
012 プレトリア国立植物園(Pretoria National Botanical Garden)
プレトリア
2 Cussonia Avenue, Brummeria, Pretoria
プレトリア中心部より8km
6:00~18:00
無休
入園料 大人R5
1946年開園。南アフリカの植物、特に樹木やマダガスカルの貴重種を含め、アロエなどの多肉類、ソテツ科などのコレクションに優れている。所有種は約5,000種。また、これらの植物の新規導入と保護に力を入れている。固有植物区や生態植栽区、造園植物区などの特設区域もある。
(年間降雨量 760mm)

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はじめに/謝辞

第3章 概説篇《植栽設計のための基礎知識》

Ⅰ 熱帯花木を観察する
熱帯とは
  • 熱帯とは何処でしょう
  • 亜熱帯とは何処でしょう
  • 熱帯の花は何時咲く?
  • 雨季と乾季のある一年
  • 暖帯の中の9a、9b地帯
熱帯の気候と植生
  • 気候と植物の関係
  • 6つの熱帯植生気候
熱帯の景観を構成する樹々
  • “この木なんの木”の正体
  • マストツリーやジャックフルーツの樹とは
熱帯花木の代表樹
  • ジャカランダやカエンボクなど
ローカルな熱帯花木
  • アンサナやギョボクの樹を知っていますか
  • ハワイの名花、オヒアレフア
日本の熱帯花木
  • ゲッキツやサンタンカが咲く島・沖縄
  • タコノキ、マルハチの生える島・小笠原
Ⅱ 熱帯花木を育てる
植物の分布や成育状態と適応性
  • どんな目安をつければよいか
  • インベーダーに注意-栽培分布-
寒さや暑さにどれだけ耐えられるか
  • 寒さによる障害
  • 建物周辺は好条件
  • 葉枯れ状態は赤信号
  • 夏の高温多湿による障害
  • 気候の温暖化について-特に都市空間では-
植物の年齢による違い
  • 接木・挿木苗はすぐに咲く?
  • 大きな株は寒さに強い
開花習性とその調節
  • 「日長」による開花のちがい
  • 花をつけない・咲かないのはなぜ
  • 返り咲き
地下部の環境
  • 赤い土、ラテライト
  • よい土地の条件
  • どうしたら地温を保てるか
  • 防寒対策として
生育の状態と潅水・施肥
  • たくさんの花を咲かせるには
  • 葉の大きい植物を育てるコツ
  • 潮風との関係
繁殖について
  • 種子から育てる
  • 挿木で繁殖した壷植物は膨れない
温・暖帯域での栽培
  • 鉢植えでの栽培
  • 温室・アトリウムでの栽培
  • 戸外での栽培
Ⅲ 熱帯花木を選ぶ
沖縄の県木、デイコも帰化植物
沖縄とシンガポール
沖縄に雪や霰が降った時の話
一番の曲者は季節風
デイコ 落葉・開花はいつ
アメリカデイコ 1年じゅう花が咲く
落葉性の熱帯花木は寒さに強い
ハイビスカス 真夏の東京はハワイより暑い
フヨウ 低木から多年草に変化

第4章 植栽設計資料篇

Ⅳ 熱帯花木関連の植物導入年表(江戸末期まで)
解説
Ⅴ 熱帯花木が見られる世界の植物園ガイド
熱帯花木が見られる世界の植物園・地図索引
(001~116)
A●アフリカ
  • エジプト
  • カナリア諸島(スペイン)
  • ケニア
  • セーシェル
  • マダガスカル
  • モーリシャス
  • 南アフリカ共和国
B●アジア
  • インド
  • インドネシア
  • シンガポール
  • スリランカ
  • タイ
  • ネパール
  • パキスタン
  • フィリピン
  • マレーシア
  • ミャンマー
  • 台湾
  • 中国
C●オーストラリア
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
D●ヨーロッパ
  • スペイン
  • モナコ
E●北アメリカ
  • アメリカ
F●ハワイ
  • ハワイ
G●オセアニア
  • サイパン島
  • タヒチ島(フランス領)
  • ニューカレドニア島(フランス領)
  • パプアニューギニア
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H●中米・カリブ海
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